武蔵野音楽大学にて世界的マリンバ奏者である高橋美智子女史の下で
学んだ門下生4名(高橋治子・高橋まきの・町田志野・鈴木孝順)による
マリンバ四重奏団。在籍した時期は各々異なるが、音楽への情熱や追求
する本質を同じくしている。
高橋治子は武蔵野音大・都留文科大等で指導にもあたる若手実力派。
イタリアで行われた国際打楽器フェスティバルでの第1回マリンバ
コンクール優勝者で、ソロリサイタル等の実績も多数。
高橋まきのは武蔵野音大附属音楽教室で指導にあたり、全国各地で
演奏実績のあるマリンバ奏者。その豊かな音色は昨年秋リリースされ
話題になったCD『Back to Bach』にも収録されている。
町田志野は大学在学中よりドイツで演奏、数々のマリンバコンクール
入賞経験を重ねる気鋭のマリンバ奏者。洗練されたテクニックと柔軟な
音楽性を併せ持つ演奏は、常に高い評価を獲得している。
唯一の男性である鈴木孝順はオーケストラからマリンバソロまで活動を
広げている。国内5つのコンクールで入賞し、現代音楽からオーケストラ
とのコンチェルト、テレビでの演奏まで幅広く経験してきた打楽器・
マリンバ奏者である。
マリンバ作品のみならずピアノや管弦楽等、様々な優れた作品の魅力を
発信していく他、当人達によるクラシック作品の編曲版や、現代邦人作品
といったマリンバならではのプログラムも主なレパートリーとしている。
個性豊かなメンバーのもつ音色をひとつに織り交ぜ、独自の理念が
創造するハーモニーによって、マリンバの可能性を探究することを
使命として活動している。
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